逆相系(ODS以外)

YMC-Pack Ph/YMC-CSpack Ph

カラム

YMC-Pack Phは、細孔径が12nmのシリカゲル基材にフェニル基を化学結合し、エンドキャッピング処理した充填剤を高圧充填した逆相系カラムです。炭素含有率は約9%です。 固定相であるフェニル基は疎水性を示すだけでなく、芳香環特有のπ電子を有しているため、芳香族化合物などに対してODSとは異なる分離挙動を示します。
YMC-CSpack PhはYMC-Pack Phと同等の分離特性で低圧力で使用できるカラムです。

仕様

粒子径 :3μm、5μm
 10μm
細孔径 :12nm
炭素含有率 :9%
使用pHレンジ :2.0~7.5

ポイント

  • π電子を有する逆相系カラム

PhとODSとの分離挙動の違い

PhとODSとの分離挙動の違い

PhとODSとの分離挙動の違い

  1. p-Aminobenzoic acid (PABA)
  2. Biotin (Vitamin H)
  3. Riboflavin (Vitamin B2)
  4. Cyanocobalamin (Vitamin B12)
Column :150 x 4.6mmI.D.
Eluent :acetonitrile
 /50mM NH4H2PO4
 (10/90)
Flow rate :1.0 mL/min
Temperature :37ºC
Detection :UV at 254 nm
Injection :10μL (0.02-0.30mg/mL)

水溶性ビタミンの分離におけるPhとODSとの保持挙動の違いを示します。PhとODSではリボフラビンとシアノコバラミンとの溶出順序が逆転しています。フェニル基によるπ-π相互作用によりシアノコバラミンが強く保持した結果この現象が生じたと考えられます。

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