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No.5 検出波長の設定はゆとりをもって

検出波長を設定するとき、目的成分のUV吸収を確認して選択するわけですが、この時、吸収の大きさにばかり気をとられていませんか?
物質によっては2~3 nm波長が変化すると、吸光係数が大きく変動する場合があります。
装置には器差があります。つまり、同じ波長のつもりでも現実には少しずつ異なるわけです。 波長が2~3 nm違ってもあわてることのないように、設定波長付近での吸光係数の変化が小さい検出波長を選択する事も大切です。