2025/06/17
2本のカラムを使用した高純度かつ高回収率の精製を実現する連続クロマトグラフィーシステムContichromをご紹介します。また、新開発のシングルユースバイオクロマトグラフィーシステムBioStream SU、小スケールのバイオクロマトグラフィーシステムBioStream Basisなどの各種システムを展示します。さらに、これらの技術を用いて幅広いニーズに対応するプロセス開発サービスもご紹介します。
会 期 2025年7月9日(水)~11日(金)
会 場 東京ビッグサイト(ワイエムシィブース E11-52(東7ホール))
※本展への来場は来場登録が必要です。来場登録は こちら
※有料セミナーが最大3セッション無料になるVIP登録もございます。VIP登録は こちら
(有料セミナーは、来場登録と併せて事前の聴講申込が必要です。)
主な展示品
連続クロマトグラフィーシステム Contichrom
プロセス開発/受託精製サービス
バイオクロマトグラフィーシステム BioStream
シングルユースバイオクロマトグラフィーシステム BioStream SU
バイオイナートUHPLC/HPLC用カラム Accura Triart
イオン交換カラム Accura BioPro IEX
有機シリカハイブリッド系充填剤 YMC-Triart/Triart Prep
マクロポアイオン交換担体 MacroSep IEX Q など
-製品・技術セミナー
GLP-1受容体作動薬の高効率クロマトグラフィー精製
日時:7月11日(金)15:00-15:30
会場:出展社セミナー会場7(東7ホール)
=要旨=
本セミナーでは、不純物の存在により精製の難易度が高いGLP-1受容体作動薬について、純度99%を達成した逆相モードでの2段階精製法の開発例をご紹介します。また、ツインカラム連続クロマトグラフィー技術を適用することで、収率を飛躍的に向上させ、さらなる効率化を実現した精製プロセス開発例もご紹介します。
GLP-1受容体作動薬は、2型糖尿病治療に適応される薬剤であり、その需要は供給を上回っています。このため、効率的な製造プロセスの確立が求められています。GLP-1受容体作動薬ペプチドは約40個のアミノ酸からなり、長鎖脂肪酸が結合した構造を有していますが、粗体に含まれるターゲットと類似構造の不純物の存在や酸性条件での溶解性の低さがクロマトグラフィー精製における課題となっています。 これらの課題解決に向け、アルカリ条件で使用可能な有機シリカハイブリット充填剤YMC-Triart Prepを用いて、逆相モードで2段階精製法を開発し、純度99%を実現しました。さらに、ワイエムシィ独自のツインカラム連続クロマトグラフィー技術の一つであるMCSGP(Multi-column Counter-current Solvent Gradient Purification)-AutoPeak を適用することで、シングルカラムでの精製と比較して収率が大幅に向上しました。
ぜひセミナーにご参加いただき、製造コストを削減する精製の効率化手法をご確認ください。
※製品・技術セミナーは、事前申込不要でご聴講いただけます。