インフォメーション
2024/09/19
アフィニティ精製の生産効率向上やイオン交換クロマトグラフィー精製の回収率向上を実現する連続クロマトグラフィーシステムをご紹介します。連続クロマトグラフィーシステムを用いたプロセス開発や受託精製サービスも承ります。また、ウイルスベクターやプラスミドDNAなどの新モダリティの精製に有効なイオン交換担体も展示します。
出展社プレゼンテーションでは、イオン交換担体を用いた精製例に加え、十全化学株式会社と共同でオリゴ核酸精製について発表します。
会 期 2024年10月9日(水)~11日(金)
会 場 パシフィコ横浜(ワイエムシィブース:B-54)
主な展示品など
◆連続クロマトグラフィーシステム Contichrom
◆プロセス開発/受託精製サービス
◆マクロポアイオン交換担体 MacroSep IEX Q
◆カラム・充填剤
◆新モダリティ分離に関する技術資料
-出展社プレゼンテーション
タイトル | 陰イオン交換モードによる新創薬モダリティのLC分離・精製 |
要旨 | 近年バイオ医薬品市場において、ウイルスベクターやプラスミドDNAといったサイズが大きく複雑な構造を有する生体分子が新創薬モダリティとして注目されている。これらモダリティに対しクロマトグラフィーによる分析・精製を行う場合、その性質に適した分離モードおよび条件を選定することが必要である。 本セミナーでは陰イオン交換モードでのアデノ随伴ウイルス(AAV)やプラスミドDNAの分離・精製手法を事例とともに紹介する。また、サイズが大きい分離対象に最適なマクロポアイオン交換担体MacroSep IEX Qについても紹介する。 |
講師 | 大隅 有紀子(株式会社ワイエムシィ 京都研究所) |
日時 | 10月10日(木)13:15~13:45 |
会場 | Presentation Stage D |
タイトル | ツインカラム連続クロマトグラフィー技術の中分子精製への適用とプロセス開発サービス |
要旨 | 今後も市場の拡大が期待されている核酸医薬品やペプチド医薬品などの製造工程にはクロマトグラフィー精製が必須である。これらの精製においては、構造・性質が類似した類縁体とターゲットとの分離が難しく、高純度に精製する場合には回収率が課題となる。 従来の単カラムによるバッチ精製では精製純度と回収率の間にはトレードオフの関係性があるが、2本のカラムを連続的に運用するワイエムシィ独自のツインカラム連続クロマトグラフィー技術は高純度と高回収率の両立を実現可能にしている。 本セミナーではツインカラム連続クロマトグラフィー技術について、実際の中分子分離への適用例や製造コスト削減効果について紹介する。これらの精製ノウハウを用いたプロセス開発サービスおよび受託精製サービスについても紹介する。また、ツインカラム連続クロマトグラフィーシステムを導入した十全化学の最新のオリゴ核酸製造工場について紹介する。 |
講師 | 川㟢 純(株式会社ワイエムシィ API開発部 精製技術課 主任) 與那嶺 孝(十全化学株式会社 研究開発部 CMC開発グループ) |
日時 | 10月11日(金)12:40~13:10 |
会場 | Presentation Stage D |
BioJapan 2024 公式サイトは こちら