テクニカルインフォメーション

分取の流れとその検討方法 分析スケールでの条件検討 負荷量の検討 スケールアップ 分取条件の最適化 分取条効率的な分取のテクニック 分取精製例

4. 分取条件の最適化

選択した粒子径の充填剤を用いて試料の分離を検討します。検討には分析サイズのカラムを用い、分取条件の最適化を行います。

分離条件の最適化

分析用充填剤に比べて粒子径を大きくすると、カラム効率が低下して必要な分離が得られない場合があります。このような場合には溶離条件の調整や線流速を遅くして分離を改善します。それでも分離が不十分な場合は、カラム長、粒子径のサイズを変更します。

移動相条件の最適化

負荷量再検討

分取システムの適正確認

実際に分取を行う際の流速と圧力が装置の性能に適しているかを確認します。分取カラムで検討用カラムと同じ分離を得るためには、線速度を検討用カラムと同じにする必要があります。分取カラムでの流速を検討用カラムの流速の断面積比倍に設定することにより、検討用カラムと同じ線速度が得られます。線速度が同じであれば、分取カラムの圧力は検討用カラムの圧力と同等になります。カラム圧力が装置の耐圧性能を超える場合には、流速、カラム長などを変更する必要があります。配管径なども使用流速に適したサイズに変更する必要があります。

分取の実施

実際に分取を行い回収率と純度を確認します。