受託精製サービス

SMB式分取クロマトグラフィー

SMB (Simulated Moving Bed、擬似移動床) 式分取クロマトグラフィーは、複数のカラムを接続し、サンプルの注入箇所、分取箇所を切り替えることで疑似的に固定相を移動相と逆方向に移動させて分取を行う手法です。単カラム法と比較して、効率よくカラムを使用でき、移動相もリサイクルすることで溶媒の使用量を削減できるなど、コストパフォーマンスに優れているため、キラル化合物、糖、ペプチド、天然物などの分取精製に適しています。

特長

  • 単カラム法と比較して約1.5~5倍の生産性、溶媒約8~9割削減
  • 構造異性体、光学異性体分取に最適

EPA精製シミュレーション

EPA精製についてSMB法にてシミュレーションを実施した例を示します。単カラムの分取精製と比較して、SMB法では生産性が約1.5倍向上し、なおかつ溶媒使用量を約1/10に削減することができます。

Column YMC-Omega 10 μm, 250 X 20 mmI.D.
Eluent methanol
Flow rate 20 mL/min
Temperature ambient
Detection UV at 210 nm
Sample EPA (エイコサペンタエン酸エチル, 4 mg/mL)
Injection 2 mL

1回の負荷量を200 mgとしてシミュレーションを実施